Matebookを購入して半年たったのでレビューしてみる

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こんにちは。

少し前にMatepenの記事や、ペンを使ったソフトである「Drawboard PDF」の記事は書きましたが、Matebook本体のレビューに関しては書いていませんでした。

ぼちぼち購入してから半年が経つので、持ち歩いたり家の中で使ってみた感想を書いてみようと思います。本当はまだ5ヶ月そこそこだし、後継機の「Matebook E」も出たんですけどね。まぁ細かいことは気にしない。


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基本情報

Matebookの基本的なスペックは下記の通りです。

CPU Intel Core m プロセッサ
メモリ 4GBまたは8GB
ストレージ SSD(128GB/256GB/512GB)
OS Windows 10
インターフェース USB type-C ×1

CPUはCore m3・m5・m7から選べますが、ざっと調べたところm7はほとんど出回っていないようですね。

ネットではなく実店舗には置いているところがあるかもしれませんが。

筆者の用途

僕はパソコンとかスマホなどのガジェットが好きなので、まぁ購入の動機は新しいおもちゃが欲しいくらいの理由なんですが、一応仕事にも使っています。

具体的には下記のような感じです。

  • 家に飽きた時に近所にぶらぶらと出かけて、カフェでブログを書いたり、ネット見たりする。
  • ブログネタや考え事などをMatepenを使ってノートやメモ代わりに使う。ごくたまに絵を描いたり。
  • 動画や漫画を見る。ビューアー用途。
  • 手元のMatebookで資料を見ながら、メインPCで作業。
  • ウィンドウを2つ並べて、資料の校正作業。
  • 打ち合わせに持っていって人に資料を見せたり、メモをとったりする。

良いところ

本体の完成度が高い

スマホを見ていても思いますが、デザイン良いですね、Huawei。エッジがダイヤモンドカット加工されたアルミの筐体が美しいです。

これまでMacやiPadなどのApple製品を使ってきましたが、遜色ないレベルだと思います。

モバイル用途では充分なスペック

僕が購入したのは一番スペックが低いモデル(Core m3・4GB RAM)なんですが、Web閲覧、動画視聴、オフィスソフトの操作など、主に出先で行うであろう軽作業でもたつきを感じることはほとんどありません。

僕はよくChromeブラウザでタブを5〜10程度開いていますが、そのくらいであれば体感速度はCore i7プロセッサを積んだMacbook Airとほとんど変わらないように感じます。

レイヤーを何重にも作成したイラスト作成や動画編集などのパワーを必要とする作業では流石に重いと感じるかもしれませんが、ブログ用に写真をリサイズしたり、スケッチ程度のイラストであれば充分なスペックと言えるでしょう。

手が出しやすい価格

フル機能のOfficeが必須でなければ、国内同スペックの2in1タブレットではかなり手が出しやすい価格だと思います。(5万円前後で買えるAtom搭載のタブレットは別として)

2017年6月3日現在、キーボードカバー付きの価格が楽天のNTT-X Storeで72,980円です。新機種も出たことだし、もう少し下がるといいですね。

タッチするだけでロック解除

音量ボタンと一体になった指紋センサー。ミニマルなデザインがカッコイイ。

虹彩(目)や指紋を使って簡単にログインできる「Windows Hello」に対応しています。本体横の音量ボタンの中央が指紋センサーになっていて、タッチするだけでログインできて快適です。

ただし、この機能は改良の余地ありですね。詳しくは後述しますが、人によっては指紋センサーをオフにしたくなるかもしれません。

ペン・キーボードが使いやすい

純正のオプション品として、マグネットでくっつくキーボード「Portfolio Keyboard 」と、スタイラスペンの「Matepen」があります。僕は両方購入しましたが、どちらも良い感じです。

キーボード

Matebookの純正キーボード。本体全体を覆うカバーになるところがSurfaceと違うところ。

キーボードは、キー同士の隙間が無いタイプです。アイソレーション型(Surface Pro4のタイプカバーやMacbookなどで採用)よりもタイピングしづらいイメージがありますが、Matebookのキーボードは打ちやすいです。相性もあるかもしれませんが、ブラインドタッチも問題なくできますし、フルサイズキーボードと変わらない速度でタイピングできます。

また防滴仕様になっていて、少々の水が掛かった程度で壊れることはないようです。完全な防水ではないものの、コーヒーと一緒に作業することが多い僕としては少しうれしいポイントですね。

使わない時は本体と画面を保護するカバーにもなります。Surfaceは画面のみですが、Matebookのキーボードカバーは本体をぐるっと一周するので、背面もカバーすることができます。(側面ははみ出してはいないものの、露出しています)

キーボード下部にはマルチタッチに対応したタッチパッドが搭載されています。タッチパッドはよくMacbookのそれと比較されることが多いと思いますが、MatebookもやはりMacbookのタッチパッドには到底敵いません。ただ、Macbookが圧倒的に快適なだけであって、Matebookのタッチパッドも品質が悪い訳では決してありません。画面のタッチ操作と組み合わせれば、画面タッチに対応していないMacとは違った意味で快適に使えると思います。

タッチパッドのスクロール・マルチタッチの快適さはどうやらアプリにも依存するようで、ブラウザに関してはMicrosoft純正のEdgeに最適化されているみたいです。

Edgeでは、スクロールの慣性が効いたり、2本指でのスムーズなズームインができたりするのですが、Chromeブラウザでは段階的にしかスクロールできず(1回のスワイプでスクロールする量が固定されている)、2本指でピンチイン/アウトを行うと、スマートフォンのような無段階ズームではなく段階的に拡大率を変更する仕様になっています。

画面をタッチして操作すればどのブラウザでもスムーズな操作が行えるのですが、Macのタッチパッドに慣れてしまうとどうしても見劣りしてしまいますね。

ペン

スタイラスペンもなかなか優秀で、筆圧は2048段階を感知し、パームリジェクション機能も備えています。ペンはファンクションボタンが2つ付いていて、カスタマイズ可能です。

ペン先の描き味は実際に描いてみるのが一番なのですが、例えるならガラス面にクレヨンで描いているような感じですね。個人的には適度な摩擦感があってなかなか好みです。

個人的に良いと思ったのがバッテリーで、乾電池ではなくMicro USBで充電する内蔵バッテリーを採用し、一度フル充電すれば数週間もちます。(筆者は一日1時間も使用しないので、イラストを毎日数時間描くような用途の場合はもっと短いと思います)

また、僕は使ったことはありませんが、ペンの頭の部分がレーザーポインターになっていて、プレゼンテーションの時にPowerPointのリモコン兼レーザーポインターとして使うことができます。

イマイチな点を挙げるとすれば、ペン先が少し太いことですね。僕はそこまでこだわらないのですが、Apple pencilやSurface penよりも太いので、イラスト用途で使う場合は実機をよく確かめてから購入したほうがよさそうです。


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イマイチなところ

指紋センサーの誤作動

本体側面にある指紋センサーは、触れるだけでスリープ状態から復帰することができて非常に便利なのですが、カバーを閉じている状態でも反応してしまい、なおかつ指以外の何かにもセンサーが反応してしまう(当然自分の指ではないのでサインインは失敗する)ようで、カバンの中で指紋センサーが誤作動し、バッテリーが減っているという減少が時々起こります。

しかも、たまに誤作動するだけでスリープ状態にすぐ戻ってくれるならまだしも、どうやらサインイン失敗後にスリープに戻ってくれないようで、「朝、バッテリー満タンでカバンの中に入れる→出先でMatebookを取り出す→サインイン失敗の画面のまま画面が点灯していて、バッテリーが半分以下(本体が凄く発熱している!)」というトラブルが何回も起きています。

これは非常にテンションが下がりますし、かなり発熱するのでバッテリーや筐体がダメージを受けているんじゃないかと不安になります。この症状は指紋センサーの仕様に起因するものなので、個体差ではないでしょう。

本体設定やデバイスマネージャーで、スリープ時は反応しないようにできないか試したのですが、現在のところ設定は変更できないようです。

毎回起こることではないですし、もうすでに購入してしまっているので割り切るしかないのですが、購入を検討されている方は留意したほうがいいと思います。

この件に関しては現在Huaweiのサポートに問い合わせ中で、解決方法がもし分かったら追記したいと思います。

強制シャットダウンが頻発(解決済み)

この症状は個体差かもしれませんが、購入して間もなく、カバーを閉じてスリープ後に強制シャットダウンされ、カバーを開くと電源が落ちているという症状に悩まされました。

まずは電源の設定を色々といじってみたのですが、解決せず。その後サポートに連絡をしても原因が分からなかったので修理に出したのですが、返ってきた返答は「異常なし」でした。

そこから色々といじっていき、設定>電源とスリープ>「退席中であることをデバイスが認識しているとおきに電力を節約する」がONになっていたのを試しにOFFにしたら強制シャットダウンは解消されました。同じ症状に悩んでいる人は試してみてください。

「退席中に電力を節約」をオフにすることで強制シャットダウンは解消された

 たまにタッチが反応しなくなる

これも個体差やマシンにかかる負荷の重さに左右されるのかもしれませんが、たまに画面タッチ操作を受け付けなくなります。

スリープ復帰後によく起こり、たいていはすぐにまた反応するようになるのであまり気にしてはいません、おそらくWindowsタブレットでは他のデバイスでも起こる現象なんじゃないかと思います。

ただ、僕も含めiOSなどのモバイルOSの安定性に慣れてしまっている方は、少しストレスを感じるかもしれないです。

ほか、チェックポイント

「USB type-C 1つ」は不便か

MatebookのポートはUSB type-C 1基のみですが、僕は不便だと感じません。購入前もあまり気にしていなかったのですが、ファイル移動はほとんどクラウドやWi-Fi経由で行っているため、USBメモリの出番がすっかり減りました。

相手からUSBメモリでファイルを受け取る時などは、付属品のUSB-A変換コネクタを使っています。普段からUSBメモリを多様する方は不便を感じるかもしれません。

Matedockは必要か

キーボードとペンの他に、USBやHDMI、有線LANなど様々なインターフェースにつなぐことができる「Matedock」というアクセサリがあります。

ペンホルダーとしても使うことができるし、見た目がオシャレなので少し欲しいのですが、必要性を感じなかったため僕は買いませんでした。

今のところ、少し欲しくはありますが必要だと思うことはないですね。メインマシンとして使う人はあると便利かもしれません。

バッテリーの持続時間

バッテリーはiPad等と比べるとあまりもたない印象があります。 公式サイトの公称値は、動画再生やオフィスソフト使用で9時間持続するとありましたが、僕の環境(主にブラウザでのWeb閲覧やブラウザ上での作業、画面の明るさは50%)では4〜5時間程度連続で使用するとバッテリーはほとんど無くなります。

がっつり作業したい場合、充電ケーブルなしでは安心して出かけられないですね。ケーブルは常にカバンの中に入れています。

まとめ

以上、Matebookのレビューをお届けしました。

僕としては、不具合はあるものの(多少の不具合は大抵のWindowsマシンにありますし)、全体的に満足度は高いです。

Windows PCを持っている、もしくは使い慣れている方であればサブマシンとして活躍してくれるのではないかと思います。

動画編集などの作業をがっつり行わない場合は、メインマシンとして使ってもいいかもしれません。

メインマシンとして使う場合は、メモリを8Gにしたり、Matedockを購入したりすると快適さがUPすると思います。

 


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